>

>

ガンバの美学

2007.1.27

攻撃の美学〜ガンバ大阪〜

今年の新体制発表まで後2日。しかし基本のコンセプトは何も変わらない。
昨年までの攻撃的サッカーをさらに進化させる。メンバーが変わろうが西野監督の頭の中の考えに変わりはない。
今年はガンバに足らなかった高さを持ったFWバレーを甲府から獲得し3トップの布陣を作りたいというコメントが聞こえてきている。
もともとバルセロナのポゼッションサッカーを理想とする西野監督だけに4−3−3の布陣が予想される。

しかし守備に目を移せばガンバの象徴ともいえる宮本がいなくなり苦労が予想される。DFの補強は柏から中澤聡太を獲得したが西野ホットラインからのみと不安が残る。


レギュラークラスの選手は現時点でシジクレイは衰えを見せてきているとは言え当確。山口を左サイドバックかセンターバックで使うのかによりまた布陣は変わるのだが、実好、青木、中澤、植田等が奮起を見せない限り王者奪回は厳しくなる。

バルセロナも攻撃陣が注目されているが、実際にはプジョル、マルケスという世界屈指のDF陣がいるからこそ攻めが活きるのでありDFに不安があるため攻撃で失点を生めるという考えでは、優勝争いに絡むことすら難しくなるのではないか。

そして3トップのメンバーもマグノ、バレー、播戸が濃厚であるがバレーと播戸はポジションが被ってしまう。典型的なストライカーである播戸は右ウィングで使いにくく3トップのセンターでは身長の面で物足りない。右にメッシを配置するバルセロナ型の様に家長を配置するのか西野監督の手腕がキャンプで早くも捉われようとしている。

天皇杯決勝に残っていた為約1ヶ月の短いオフシーズンだったが2007年のガンバが始まろうとしている。なにわともあれ今シーズンも存分に楽しませてもらえるシーズンにして欲しい。


 

過去ログ

HOME