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ガンバの美学
2007.2.4 ガンバといえばガンバユースからの昇格でチームの骨格を支えていると思われるであろう。去年と今年の新人はガンバユースからのみで外部からは05シーズンの前田が最後である。しかしスタメン候補は二川と橋本、家長と控えに寺田と計算できるのはこの4人ぐらい。もちろん宮本、稲本、新井場、大黒が今でもいればスタメン候補だが。 そして層が厚くなかなか出場機会に恵まれない若手はレンタルで他チームへの移籍してしまう。 長年Jリーグの黄金期を支えた磐田や横浜FMは主力が高齢化し続け、ここ数年成績が低迷しており急遽若手に切り替えようとチームの改革を始めている。 何が言いたいのかと言えばガンバも同じことが起こらないとは言えないということである。 現在の主力の多くが2〜3年後には30歳を向かえる。早野監督時代の若手と中堅の移籍組がスタメンに名を連ねているのが現在のガンバである。確かに今の選手の殆どが代表クラスで固められておりその中で若手がポジションを脅かすのは難しい。そしてこの事は前に書いた2チームが同じだった気がしてならない。 試合での経験値を上げるために若手選手をレンタルに出しているのかと思えばその傾向はあまりなく、今まで戻ってきたのは大黒と中山ぐらいではないだろうか。今シーズンは左利きの選手が少ないと言っていたがそれなら去年低迷した京都で獅子奮迅の活躍を見せていた児玉を復帰させなかったのか?厳しいがこのままではガンバユースから上がってきた選手は戦力外にしにくいのでレンタル移籍させていると思われている面があると言う意見もあながち外れてはいないように思う。そう思われないためにももっと有効活用をして欲しい。 西野監督はあまりメンバーを替えずに行く傾向が強くなかなか若手には厳しいのかもしれない。その中でも結果を残せば家長や寺田のように起用してもらえる。強豪となったガンバを支えていくにはもっと若手が今いる選手を脅かす選手が必要だろう。 今日の新聞にはFW平井に期待と西野監督が語っていた。ここ数年若手がそのような記事になることは珍しいと思う。こういう選手が1人でも多く出てきて欲しい。 |
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